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私のメールアドレスに法人企業のメルマガ担当者からメルマガを発行したい
ので色々と助言をして頂けませんかと言うメールが届く。
どんなメルマガを発行しようとしているのか尋ねてみると、オンラインショッ
プの製品をプロモーションするメルマガだと返答が来た。
現在の法人発行メルマガと言われるメルマガは、販促メールと本来のメルマ
ガとの区別がついていない。
メルマガは、「メールマガジン」の略。メール媒体で雑誌を読むような意図
で始まった。コンビニや書店にある雑誌は、「読ませる記事(コラム)」が
中心のはずだ。読むべきものが無いメルマガは、極端に言えばメルマガでな
い。
法人企業が発行したい、しているメルマガは、90%以上が販売促進メール
だ。それをメルマガと思っている。あるオンラインショップECシステムを
提供している企業は、HTMLメルマガでチラシメールをメルマガと言う名前で
読者に送り続けている。
米国では、販売促進メール(プロモーションメール)とメルマガ(News
Letter or Ezine)を区別している。
● 販売促進メールかどうかを見る指標がここにある!
商品やサービスの売り込み記事がコンテンツの60%~80%以上占める
メルマガは、販売促進メールである。
メルマガは、読者に読ませる情報(役に立つ、面白い、タイムリー、人情味
がある内容)をコンテンツの60%~80%以上占めるものである。
最終的には、読者の判断に依存するが、大体の目安として上記の数字が指標
になる。
話を問い合わせがあった法人メルマガ担当者に戻そう。彼女は、会社の上司
から商品をプロモーションするメルマガを発行しろと指示されている。でも、
メルマガを如何に編集したら期待できる効果を上げられるか自信が無いため
今回私に依頼が来た。
販売促進メールの典型的なものが、チラシメールだ。チラシメールは、短期
的売り上げを立てる意図では目的に適っているのだが、チラシメールの効果
を維持するために絶えず新しい読者を仕入れる投資が要求される。
チラシメールは、いつも読者が待ち焦がれる情報を提供するメルマガとは違
う。受信者が、求めるのは安い値段の製品で今の欲求を満たすものだ。
安い価格と欲求を満たす事が出来ないチラシメールは、一見してゴミ箱に直
行する。多分、次回からは、開封もされなくなるかもしれない。
彼女には、短期的で新規読者獲得の投資が必要なチラシメールをお勧めしな
かった。
● 私の一押し
読者に役に立つ情報60%、販売促進情報40%で構成されるメルマガの
編集構成を助言として勧めた。
新規読者獲得にあまり投資が出来ない会社は、以下の事を優先するメルマガ
発行方針を持つ必要がある。
1.既存読者を失わないで読者が読者を呼び込む価値ある情報を提供する事
に努める。
2.読者の信用を獲得する事を第一とする。
3.四半期に一度、販売促進情報60%、役に立つ情報40%の販売促進
メールを発行する。(ここで売り上げを最大化する)
読者をあまり失う事無く売り上げを徐々に増やすやり方だ。売り上げを最大
化にする頻度を必要以上に多くするとある時点で読者をビックリするほど失
う場合があるので遣り過ぎは禁物。
こんな助言を彼女にした。
実は、これで彼女の問題が解決したわけではない。外部の専門家としてここ
までは、立ち入る事が出来るのだが最終決定権は、彼女の上司にある。
如何にして上司を納得させるかが彼女の最大の問題なのだ。
どんなに良い方法であっても決定権を持つ人物を説得出来なければ意味が
無い。上司を説得する方法は、Eメールマーケターとしての別のノウハウで
ある。この知恵を提供できないと本当のEメールマーケターに成れない。
上司説得方法に関しては、相手が人間であるがゆえ、個別にお会いしてその
上司に適した方法をクライアントに伝授する事になる。
上司がロボットであれば、一つの方法で全て解決するのですがね。そんな
時代は、まず、有り得ないでしょう。
最後に、販売促進メールは、メルマガでないと言う事を理解して頂きたい。
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