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20世紀と21世紀のメール受信状況が、変わって来ている事は確かだ。その
原因がスパムメールに起因する。メール配信代行サービス企業にとってスパ
ムメールが増え続けることはマイナスである。
ISP(インターネット・サービスプロバイダー)、ホスティング企業もスパム
メールに悩んでいる。受信対策と送信対策の両面でだ。スパマーは誰にでも
なれる。スパマー専用のツールやメール配信サービスを利用して誰でもがスパ
マーになれてしまう。
無知でやる人、意図的にやる人、それぞれがスパマーになる。
そのような環境でルールに基づいてメール配信代行サービスを提供している
企業は、色々な面で気をつけてサービスの向上を計る必要がある。
■スパムメール配信元としてブラックリストに載らないこと
クライアントが無意識のうちにスパムメールを配信している場合がある。ク
ライアントは、自分たちがスパムメールを配信しているという認識がないの
だがメール受信者がスパムメールであると認識してしまう場合だ。
コンテンツ内容は、スパムメールではないのだがメールアドレスの取得方法
や配信頻度で普通のメルマガがスパムメルマガとして認識されるためだ。
この状態が続くとメール配信代行サービス業者のメールサーバーのIPアドレ
スがブラックリストに載ってしまう。一度、ブラックリストに載ると読者の
受信箱に届く前にメールサーバー側で削除されてしまう。
クライアントに対してブラックリストに載らないようなメールマーケティン
グ教育を積極的に提供する必要がある。
■正しいメールアドレス取得方法の教育とそのツールを提供すること
受信者がスパムメールと思う原因は、登録した覚えがない会社から突然メル
マガが届いたときだ。受信者の意志でメルマガに登録したという認識を記憶
に刻み込ませる方法と証明データを提供しないとまずい。
ダブルオプトイン方式によるメルマガ登録は、これから必須になる。ただ、
そのやり方を標準にさせるには、メール配信代行サービス企業がそれを広め
る必要がある。
さらに、
読者が自分の意志でメルマガに登録したという履歴データを参照できる仕組
みも必要になるだろう。そのような登録履歴参照ツールをクライアントに提
供できれば、クライアントへのクレームも和らぐだろう。
■配信したメールが届いているのかどうかが確認できること
メールを配信したが本当に読者に届いているか分からない。昔は、エラーメ
ールを見ればそれがすべてだった。最近は、エラーメールとして帰ってくる
数だけではわからない。
メールが読者のメールサーバーに届いているのか、ISPや会社のメール受信箱
に届いているのかの確認が取れない。仮にエラーメール率 10%、90%が読者
に届いていると仮定する。
しかし、
90%をさらに分析すると・・・・
・メールサーバーに届いているがスパムメールとして削除されている可能性あり
・メールが読者の受信箱に届いているがスパムフォルダー、または、ゴミ箱に直行している可能性あり
このリスクを含めると60%ぐらいが読者のメール受信箱に届いているのかもし
れない。その中からどれだけの数のメルマガが開封されて読まれているのか。
読者に読まれるまで配信されたメールは、幾つもの関所を通過していかねば
ならない。
メール配信代行企業は、配信されたメールをどこまで追跡し分析できるかで
サービスの質が問われ始める。どんなに早く大量にメールを配信してもメー
ルサーバーがブラックリストに載っているならばメールは届かない。
そのようなサービス業者のメール配信サービスは、意味がない。
クライアントもメールが届くメール配信代行企業のサービスを使いたい。当
たり前のことだが、今はそれが当たり前でなくなってきている。自分たちの
メールサーバーの状態(IPアドレスがブラックリストに載っているか、いな
いか)をモニターしていない企業はこれから求められなくなるだろう。
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