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仕事に出るときに横浜駅近くにあるパチンコ店に並んでいる人たちを目にした。
水曜日の午前9時前だ。私自身、パチンコはやらない。
並んでいる人たちを観察してみると学生風、フリーター風、失業者風、高齢者が
ほとんどであった。
パチンコで稼いでいる人もいるだろう。パチンコが癖になってしまっている人も
いるだろう。夜の仕事で昼間が暇だからという人もいるだろう。水曜日がいつも
休日であるという人もいるだろう。
不景気なるとパチンコ店が儲かるといわれる。TVコマーシャルも目立っている。
パチンコ業界は、今が稼ぎ時なのだろう。
この世の中には、特定の市場が沢山ある。
人々は、社会と色々なポイントでつながっている。無縁社会という現象が起きて
いるが今に始まったことではないだろう。昔から無縁になってしまった人たちが
いた。それが表に出てきていなかったのかもしれない。
会社を経営していると「縁」が重要な要素になる。私が所属する社会と市場で縁
が人々とのつながりになっている。
多くの人は、「つながり」ということを意識していない。面識がない人でも糸を
辿っていくと自分とつながっていたりする。同じ人間だからだ。
良い縁と悪い縁。
ビジネスでは、良い縁をもたらすお客を見極める力が問われる。お客であれば誰
でも良いという時代ではないと感じている。マス社会とマス市場から特定社会と
特定市場というマクロの世界が無数に広がり始めている。
小さなつながりが特定社会と市場を作る。インターネットでも現実の世界でもこ
れは同じだ。同じ人間が作る出しているから。
無縁社会に属さないようにするには、今いる社会でのつながり(縁)を育て上げ
ていくことである。人間の道(人の信用、信頼を裏切らない道)を外れない。獣
道に入れば、獣の世界とルールがある。それは、人間が住めない世界だ。
すべてが自分の人生をどのようにしたいか、それを達成するにはどのようなアク
ションを取るべきか、前向きに自分の人生を捉えているかどうかにかかっている。
朝からパチンコ店にならぶ人たちは、それぞれの目的があって並んでいる。それ
が「吉」とでるか、「凶」とでるかは本人の人生が終わるときに分かる。悔いの
ない人生を送れたかどうかを問われるからだ。
世の中には、一瞬を惜しんで困っている人たちを助けている人たちが存在してい
る。彼らにそうさせる背景がある。人それぞれ違った理由だ。
私は、自分の器と能力でこの世を去る前までにどれだけ「困っている隣人(同じ
人間で前向きに人生を良くしようとしている人たち)」を助けられるかをいつも
頭の片隅においている。
私たち一人ひとりが社会のつながりの中で生きている。相互依存の社会である。
私一人で生きていけない理由がそこにある。「相互依存の世界」を意識すると利
益を独り占めは出来ない。独り占めすれば、相互依存の世界が崩れて自分の生存
も危ぶまれる。
それがわかる人とわからない人がいる。
自分だけさえ良ければそれで良いと考えている人は、時代の流れに潰されるだろ
う。世界の相互依存度がすごい勢いで進んでいるからだ。
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