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この社会は、感情を持った人間で成り立っている。
感情は、理性を伴わない。ロジカルな判断を超える決断が感情でなされる場合が多い。
ビジネス交渉の中で価格だけでないという理由がここにある。交渉相手との関係でロジカルな結果
を曲げてしまう場合がある。
人脈の意味がここにある。
人間と人間とのお付き合いで難しいのは、何かをお断りする場合だ。相手に失礼がないように気を
使う必要がある。こちらのメリットや都合だけで断る場合は、状況をよく説明して誤解がないように
しなければならない。その場だけの都合で断るとお付き合いの関係が壊れる。
私たちは、相互に依存しながら生きている。相手が競争相手であっても、敵であっても人間である
以上この社会では見えない所で相互に依存しあっている。その事実は私たち人間が生存する社会
で無視できない。
それゆえ、
悪感情を生ませない努力と工夫が必要である。キリスト教で「汝の敵を愛せ」という言葉の意味が
分かるような気がする。
礼儀は、要らない摩擦を無くす。誠意ある態度と礼儀があれば、人間関係もつながり続ける。それが誰にでも
簡単に出来ればよいのだが、非常に難しい。特にビジネスの現場では、信頼を裏切る行為が日常茶飯事
であるから。
信頼を裏切る側よりも裏切られる側の方が楽だろう。自分が上手く対処すればよいからだ。「汝の敵を愛せ」
含蓄のある言葉である。
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