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先日、一部上場企業の役員をしていた知人よりメールを頂いた。メールの内
容は、役員の任期満了により退職をしたという内容であった。
今後の身の振り方を考えているが、特別にこれをやって起業するという意向
は読み取れなかった。身の振り方で迷って知人全てにメールを配信したよう
だ。
このようなメールを受け取ったのは、この1ヶ月間で二人目である。二人と
も50歳台である。
長年会社員をやってきて順調に出世してもいつかは賞味期限が切れる。その
時期を予期して次にやるべきことを準備していない人が多い。というか、準
備できない人が多い。
当面の生活は、経済面において問題がないと思うが収入が毎月入ってこない
という点を気にしていた。当たり前といえば当たり前であるが。
取り敢えず、この知人たちには今後の身の振り方について話を聞いてあげよ
うと思い「コーヒーでも飲みながら一服どうですか」メールを送った。
私を含め会社員であった頃は、誰でも会社で勤められる賞味期限が設定され
ている。
ただ、
人によって決められた賞味期限で切れる人と途中で切れる人がいるだけだ。
最近は、途中で切れる人が増えてきている。
賞味期限が切れて会社から離れると精神的なストレスから解放されるが将来
の不安がお客としてやってくる。残念ながらこのお客はすっと居続ける。
知人は、転職を考えているようだが、また、すぐに賞味期限が来て元の木阿
弥になることを認識している。
「天は自らを助けるものを助ける」
「自分で自分の人生を描く機会を与えられた」と私は彼に対して思っている
のだが、本人にとってみれば不安が先に来てしまい、しばらくは前向きに物
事を受け入れられないだろう。
賞味期限は、意外なときにやってくる。会社の創業者以外の全雇用者が対象
である。
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